勝ちたい気持ちは、トレードを続ける原動力にもなる。
だが、その気持ちが強くなりすぎた瞬間、判断は静かにゆがみ始める。
わたしは何度も、「勝ちたい」という感情に引っ張られて余計な行動を取ってきた。
この記事では、勝ちたい気持ちが強くなったときに、わたしが必ずやめる行動を整理しておく。
① 勝ちたい気持ちが出る瞬間
まず、自分の中でこの感情が出やすい場面を把握している。
- 連敗が続いた直後
- 大きなチャンスを逃したあと
- 周囲の結果が目に入ったとき
このとき、冷静さが増していることはほとんどない。
多くの場合、取り返したい気持ちが前に出ている。
② わたしがやめる行動①:ロットを上げる
勝ちたいと感じた瞬間、真っ先に浮かぶのが「ロットを上げればいいのではないか」という発想だ。
だがこれは、期待値を高める行動ではない。
感情を乱れを拡大する行動だ。
ロットが上がれば、判断は慎重になるどころか、欲望に絡められ、ゆがんだ判断を簡単に受け入れる。
さらに悪いことに、損切した場合、抑制されず、増長される。
わたしはこの発想が出た時点で、その日は触らないことが多い。
③ わたしがやめる行動②:情報を漁り始める
次にやめるのは、無暗、無意識に情報を探し始めることだ。
- SNSを開く
- 他人の分析を見る
- 自分の見方を肯定してくれる材料を探す
これは学習ではない。
安心材料探しに過ぎない。
情報が増えるほど、判断は良くなるように感じるが、実際には撤退の判断が遅れるだけだ。
④ わたしがやめる行動③:ルールの例外を作る
勝ちたい気持ちが強いときほど、ルールの「例外」を作りたくなる。
- 今回だけ
- 条件は少し違うけど
- たぶん大丈夫
こうした言葉が頭に浮かんだら、その時点で危険信号だ。
ルールは、調子がいいときのためにあるというよりは、
崩れやすいときのためにある。
⑤ 勝ちたいときほど離れる
「勝ちたい」という感情を、完全になくすことはできない。
だが、その感情に従って行動しないことはできる。
わたしは、この感情が強くなったら相場から一度離れる。
- チャートを閉じる
- その日はやらない
- 翌日に持ち越さない
これだけで、判断のゆがみは驚くほど早く戻る。
まとめ
勝ちたい気持ちは、間違いではない。
ただし、その感情が行動を決め始めたとき、一度止まる必要がある。
やめる行動を決めておくことで、余計な感情の吐出を抑え、冷静な判断を保ちやすくなる。
勝つために動く前に、壊れないために立ち止まる。
それが、わたしが相場と付き合うときの基準の一つだ。
相場との距離の取り方は、人それぞれ違います。
ですが、無理をしない判断があることを、選択肢として残しておくことは大切だと感じています。

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