FXを続けていく中で、
わたしはある時から「やること」よりも
「やらないこと」を先に決めるようになりました。
理由は単純です。
やることを増やすほど、
判断は複雑になり、失敗する頻度が目立ってきたからです。
この記事では、
わたしがFXで 明確に「やらない」と決めていることを整理しておきます。
ルール① 構造が分からない相場は触らない
相場を見た瞬間に、「今どこにいるのか」が分からないときがあります。
- レンジなのか
- トレンドなのか
- それとも歪んだ状態なのか
これが言語化できない日は、最初から触りません。
分析が浅いからではなく、判断材料が足りない状態だからです。
※この考え方の前提は、
相場構造について書いた相場構造という視点の記事にまとめています
ルール② 理由を後付けするトレードはしない
エントリー後に、「こういう理由だった」と説明を後付けすることがあります。
後から考えた理由は、事前の判断と分けて記録します。入る前に何を考えていたかが分からないと、同じ条件で振り返りにくいためです。
- 入る前に説明できない
- 書き出せない
その時点で、その新規取引は見送ります。
「見送った理由」を後から書き換えない記録例
新規取引を見送ったときの、架空の記入例です。
- 判断した時刻
- 20:00
- その時点で確認できたこと
- 予定していた条件のうち、一つを説明できなかった。
- その時点の判断
- 新規取引は見送る。保有・未約定注文の確認は別に記録する。
- 後から気づいたこと
- 21:00に追加資料を見つけた。20:00の理由は消さず、別欄に追記する。
結果を知った後の説明を、判断時点の理由と混ぜないための書き方です。「見送って正解だったか」と「決めた条件どおりに行動したか」は分けて振り返ります。
ルール③ 体調や精神状態が悪い日は見送る
判断力は、相場の中では最大の資源です。
- 疲れている
- 気分が落ちている
- 集中できない
わたしはこうした日に、新規取引を見送ることを選んでいます。
これは甘えではなく、生存戦略だと考えています。
※心身の状態と相場についての個人的な振り返りは、体調と相場への向き合い方の記事で詳しく触れています
ルール④ 取り返そうとしない
損失が出たあとに「取り返したい」と思ったら、その日の新規取引の検討をいったん止めます。保有ポジションや未約定注文の確認は、別に行います。
わたしはその気持ちが出たら、予定していた条件より損失の回復を優先していないかを確認します。
損失を埋めたい気持ちと、取引を検討する条件を分けて書き出します。
ルール⑤ 勝ちたい理由が自分側にある日は触らない
- 今日は負けたくない
- 何か結果がほしい
- 動かないと不安
こうした理由で相場を見る日は、相場ではなく自分を見ています。
相場は、こちらの事情を考慮してはくれません。
理由が自分側に寄っている日は、新しい取引を探すのを止めます。画面を閉じる前には、保有ポジション・未約定注文・次に確認する時刻を分けて記録します。
新規取引を見送ることと、注文の管理を分ける
トレードをしなかった日は、何も進んでいないように感じます。
新規取引を見送れば、その取引による損益は発生しません。ただし、保有中のポジションや未約定注文があれば、画面を閉じてもリスクは残ります。「休む」と「管理を放置する」は分けて考えます。
ここでのルールは、新規取引を検討するための個人的な目安です。
確認する項目を手元に残したい場合は、建玉・未約定注文を分けて確認する記入例へ進んでください。「見ていない」と「対象がない」を区別して記録できます。
まとめ
無理な新規取引を避けるための、自分なりの線引きです。
相場への向き合い方を、自分の生活や負担に合わせて見直したいと考えています。
だからわたしは、今日も「やらない」を先に決めています。
相場との距離の取り方は、人それぞれ違います。
ですが、無理をしない判断があることを、選択肢として残しておくことは大切だと感じています。


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