以前のわたしは、チャートを何度も見ていました。
朝起きて確認し、昼に確認し、夜も確認する。
見ていれば安心できる。
見ていれば判断が良くなる。
そう思っていたからです。
ですが、ある時から、
チャートを見ている時間が長いほど、
判断が荒れているという事実に気づきました。
それ以来、わたしはチャートを見る回数を原則、1日2回にしています。
チャートを見すぎると起きていたこと
チャートを長時間見ていると、次第に、次のような状態になっていました。
- 本来気にしなくていい値動きが気になる
- 予定していなかった場面で理由を探し始める
- 「せっかく動いているのに」という焦りが出る
冷静に考えれば、どれも判断を良くする行為ではありません。
情報が増えたのではなく、ノイズが増えていただけでした。
「まだ何かある気がする」という錯覚
チャートを見続けていると、不思議な感覚が生まれます。
「このあと、まだ何か起きる気がする」
ですが振り返ると、その多くはチャンスではありませんでした。
長く見ていることで生まれる“期待”や“もったいない”という不要な欲望に侵された判断が混ざっていただけです。
相場は、見続けている人に何かを約束してくれるわけではありません。
1日2回にした理由
わたしがチャートを見るのを原則1日2回にしたのは、判断力を高めるためではありません。
冷静な判断力を守るためです。
- 見る時間をあらかじめ決める
- 条件がなければ、すぐ閉じる
- 動いていない時間は見ない
こうして「見る時間」を制限することで、余計な感情が入り込む余地を減らしました。
見ない時間が、判断を守ってくれた
チャートを見る回数を最低限にしてから、次のような変化がありました。
- 無暗なエントリーが減った
- 迷いが少なくなった
- トレード後の疲労感が減った
成績の話ではありません。
生活と判断の話です。
見ない時間は、何もしていないようで、判断を回復させる時間でもありました。
見ないことは、逃げではない
チャートを見ないと、置いていかれる気がする。
ですが実際には、相場は、こちらを急かしてはきません。
見ないことは、逃げではありません。
余計な場面から距離を取っているだけです。
まとめ
チャートを見る回数を減らしたのは、勝つためではありません。
壊れないためです。
相場は毎日あります。
でも、人間の判断力には限界があります。
その限界を越えないために、見る回数を減らす。
それが、今のわたしに合っている選択です。
相場との距離の取り方は、人それぞれ違います。
ですが、無理をしない判断があることを、選択肢として残しておくことは大切だと感じています。


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