仕事が休みになると、チャートを見る時間は増える。それでも、時間があることと、取引する条件が整っていることは別だ。わたしは年末年始を、基本的に新しい取引をしない期間として扱っている。
① 12月20日・1月10日は市場の共通ルールではない
以前の原稿では、12月20日前後から1月10日過ぎまでを目安に挙げていた。これはわたしが休む期間の考え方で、市場全体の開始日・正常化日を示すデータではない。
カレンダーだけで再開を判断せず、その年の利用先の案内を確認する。
② 公式に確認できるのは、取引条件の注意点
外為どっとコムは、年末年始など市場の流動性が少ない時期にはスプレッドが拡大しがちだと案内している。
一次資料:外為どっとコム「知っておいてほしいこと」(2026年9月28日確認)。
③ 休みに入る前に確認したいこと
- 取引時間:対象年・通貨ペアごとの営業日、終了時刻、再開時刻
- サポートと入出金:休日中の対応範囲と反映予定
- 建玉と注文:保有数量、未約定注文、注文の有効期限
- 費用と条件:提示スプレッド、スワップの付与予定、必要な保証金
利用先が出す対象年の案内を読んで確認してほしい。
④ 「休む」と「保有したまま画面を閉じる」は違う
新規注文を出さなくても、保有建玉や有効な注文があれば価格変動などの影響は残る。画面を見ないだけで損失を防げるわけではない。
ロスカットがあっても、急激な変動などで預けた資金を超える損失が発生する場合がある。取引を休む前に、建玉・注文・利用先のルールを確認する。
⑤ 自分の都合を、売買の理由にしない
「時間がある」「今年をプラスで終えたい」という気持ちを、そのまま取引の根拠にしていないか。休み中の予定や体調を考え、判断に使える時間を先に決めることも一つの考え方だ。
わたしは、基本は新規取引をしないという方針にしている。休む期間は、記録の整理や条件の見直しに使いたい。
まとめ:再開日は、日付だけで決めない
年末年始の取引条件と、自分が判断できる状況を確認する。休むかどうかはそのうえで決める。


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