トレードをするかどうかを、毎回その場の感覚で決めていると、判断は必ず揺れる。
「今日はやらない方がいい気もする」
「でも、少しだけならいいかもしれない」
この迷いが出た時点で、すでに判断は不安定だ。
わたしは、「今日は何もしない」と決めるためのチェックリストを使っている。
この記事では、その中身を書いておく。
「やらない」を先に決める意味
多くの人は、「やるか・やらないか」をチャートを見ながら決めようとする。
だがそれでは遅い。
チャートを見始めた時点で、すでに感情は入り込んでいる。
だからわたしは、相場を開く前に判断する。
今日は、トレードできる日か。
それとも、
最初から見送る日か。
「やらない」を先に決めることで、後出しの理由付けを防げる。
相場側のチェック項目
次に確認するのは、 相場の状態 だ。
以下のうち、一つでも強く引っかかれば、その日、あるいはその時間帯(日本、欧州、米国)は見送る。
- 値動きが不自然に荒れている
- 流動性が薄そうな時間帯
- 急変後で、方向が定まっていない
- 普段の値幅やリズムと違う
ここで重要なのは、「勝てそうか」ではない。
「通常の前提で見ていい相場か」
つまり、「理解できる相場か」という点だ。
自分側のチェック項目
次に見るのは、
相場を見る自分自身の状態だ。
相場が問題なく見えても、自分が不安定なら、今日はやらない。
- 集中力が続かなそう
- 焦りや苛立ちがある
- 直近の結果を引きずっている
- 早く結果を出したい気持ちが強い
これらは、判断を歪めるサインだ。
技術の問題ではない。
自分自身の体の状態の問題だ。
1つでも×なら、やらない
このチェックリストには、点数も優先順位もない。
1つでも×なら、やらない。
自分自身の不完全な状態を避けるためのものだ。
「今日は見送る」
この判断ができた日は、その決断を尊重し、「しないこと」を選択した自分を褒めてあげている。
チェックリストを使い始めて変わったこと
このリストを使うようになってから、トレード回数は減った。
だが、無駄な負けも減った。
何より、相場と距離を取る判断に迷いがなくなった。
やらなかった日は、何も生んでいないように見える。
だが実際には、余計な判断をしなかった分だけ、確実に守れている。
(ちなみに収益も増えているが、もはやそれが目的ではない)
まとめ
FXでは、「やる理由」より「やらない理由」の方が重要になる。
このチェックリストは、勝つための道具ではない。
壊れないための道具だ。
今日は何もしない。
そう決められた日は、それだけで十分だ。
相場との距離の取り方は、人それぞれ違います。
ですが、無理をしない判断があることを、選択肢として残しておくことは大切だと感じています。


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