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「スワップが毎日入るなら、待っていれば利益になる?」。その判断の前に、受取額の隣へ為替損益を置いてみてください。スワップを受け取っていても、為替の損失がそれを上回れば、合計はマイナスです。
ここでは円で損益を計算する米ドル/円の架空例を使い、同じ数量・同じ期間の数字をそろえます。
受取3,000円、為替損失1万円なら合計は?
米ドル/円を1万通貨、150円で買い、保有後に149円で売って決済したと仮定します。どちらも約定価格です。この取引に対応するスワップの累計受取額を3,000円、別途の取引手数料を0円と置きます。
表が画面に収まらないときは横へスクロールできます。キーボードでは表の枠に移動し、左右の矢印キーで動かせます。
| 項目 | 架空例の計算 | 金額 |
|---|---|---|
| 為替損益 | (149円−150円)×1万通貨 | −10,000円 |
| スワップ損益 | 同じ建玉・保有期間の累計 | +3,000円 |
| 合計 | −10,000円+3,000円 | −7,000円 |
約定価格の差から計算しているため、この差額へ同じ売買のスプレッドをもう一度費用として足しません。別途発生する手数料があれば差し引きます。税金はこの計算に含めていません。
累計3,000円を1万通貨で割ると0.30円です。この例では、買値から0.30円低い149.70円で決済できれば、為替損失3,000円と受取スワップ3,000円が相殺されます。
数字を変えて確認:為替損益とスワップの合計
本文と同じ足し算を確認する計算欄です。金額はすべて円。為替損益・スワップは利益や受取をプラス、損失や支払をマイナスで入力します。別途手数料は正の金額で入力してください。税金は含みません。
計算後、入力条件・結果・注意点をまとめてコピーできます。
未決済の建玉を見るときは、評価時点もそろえる
まだ売っていない建玉なら、確定した決済損益と区別して評価損益を確認します。買い建玉を今決済する場合の売値を基準にした評価かなど、画面の定義も確かめてください。
スワップだけは今朝、為替損益は昨日の画面、という組合せでは同じ状態を見ていません。また、複数建玉のスワップ合計と、1建玉だけの評価損益を足さないようにします。
口座全体の表示にスワップがすでに含まれている場合、さらに加算すると二重計上になります。画面の項目説明で「何を含む合計か」を確認します。
足す前に確認する、建玉1件の記録欄
次の欄を自分のメモへコピーします。口座全体と建玉1件の数字を混ぜず、画面で使われている項目名もそのまま残してください。
確認日時・画面名: 通貨ペア・売買方向・数量: 対象期間: 決済済み/未決済: 為替損益の項目名・金額: 上記にスワップを含むか:含む/含まない/未確認 同じ建玉・期間の累計スワップ: 別途費用と、上記への算入有無: 定義を確認したヘルプ・取引明細: 合計できる項目/重複する項目: 確認待ち:
「含む」なら同じスワップを再加算せず、「未確認」なら合計を確定しません。「含まない」と確認できた場合も、対象の建玉・期間が一致してから集計します。口座残高や入出金額は、建玉の損益とは分けて記録してください。
デモ口座の数字でこの記録を試している場合は、デモと本番を比べる前の条件確認表も使えます。損益を足し合わせる本記事のメモとは別に、口座の条件を並べて残したいときの案内です。
今日の受取額を、そのまま365倍しない
松井証券のスワップポイント一覧では、表示数量、売り・買い、付与日数を確認できます。同社はスワップ額が日々変わること、受払いが逆転する可能性、年間想定値が将来の約束ではないことを説明しています。
例えば、1万通貨あたり「300円・付与日数3日」と表示された架空例なら、日数でならした額は300円÷3日=100円です。300円を1日分として計算しません。
表が画面に収まらないときは横へスクロールできます。キーボードでは表の枠に移動し、左右の矢印キーで動かせます。
| 比べる前の項目 | 確かめること |
|---|---|
| 通貨ペア・売買方向 | 自分の建玉と同じか。買いの受取額を売りへ当てはめていないか |
| 数量単位 | 表示は何通貨あたりか。自分の数量とそろえたか |
| 付与日数 | 1日分か複数日分か。金額だけを横に並べていないか |
| 対象日・期間 | 予定額か実績額か。同じ日付・集計期間か |
| 表示の合計範囲 | スワップが評価額等に含まれているか。再加算していないか |
過去の累計を調べたい場合は、同社のスワップポイントカレンダーなどで日付を確かめ、自分の取引履歴と対応させます。業者間の比較でも、同じ数量・日数・期間へそろえることから始めます。端数処理等は各社のルールを確認してください。
「何日待てば取り戻せるか」を固定しない
損失を今日のスワップ額で割るだけでは、回復までの日数は決まりません。保有中に為替がさらに動くことも、スワップ額が減ることもあるからです。受取額を期待して保有を続けても、その間の必要証拠金や決済条件の確認が不要になるわけではありません。
松井証券のリスク説明は、為替変動やスワップ支払いによる損失に加え、預けた証拠金を上回る損失の可能性も案内しています。この記事の計算例を最大損失の見積りに使わないでください。
金利の話から為替を考えるときは、政策金利・住宅ローン・FXを分けて確認する記事も参考になります。政策金利の方向だけで、為替や受取額を決めつけないことが共通の確認点です。
次に口座画面を見るときは、「建玉の数量」「同じ時点の為替損益」「その建玉の累計スワップ」「別途費用」を一組で記録してください。受取額だけの増減と、取引全体の損益を分けて読めるようになります。
損益の対象と重複を記入して持ち帰る
計算結果と一緒に、どの建玉・期間・表示項目を使ったかを残すための欄です。確認できない定義は「未確認」と記入します。
自動保存はありません。ページを閉じる前に、下のボタンでテキストを保存してください。
印刷したい場合は、保存したテキストを開き、印刷してください。空欄は「未記入」として出力されます。
損益をまとめた後、未決済の建玉がある場合の確認先
ここまでの計算は、対象をそろえた為替損益とスワップの合計です。未決済の建玉が残っている場合は、この合計と、注文状況・口座全体の確認を分けて記録すると整理しやすくなります。
「損益を集計した時刻/注文を確認した時刻/口座の数字を確認した時刻」をメモして読み進めてください。


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