PR:当サイトはアフィリエイト広告を利用しています。
経済カレンダーに「8:30」と書いてある。その時刻は、日本時間でしょうか。それとも米国の時刻でしょうか。
米雇用統計を調べるときは、時刻だけを覚えるより、発表元、日付、時間帯、対象月をセットで確認するほうが取り違えを防ぎやすくなります。米東部の夏時間と標準時間では、日本との時差が1時間変わるためです。
この記事では公式日程の読み方と、発表前に自分の注文を整理するメモを紹介します。
「対象月」と「発表日」は別の欄
米労働統計局(BLS)の雇用統計の発表日程には、Reference Month、Release Date、Release Timeが並んでいます。それぞれ対象月、発表日、発表時刻です。
対象月を見て「その月に発表される」と思い込まないようにします。また、同じ雇用関連でも、Employment SituationとJob Openings and Labor Turnoverは別の公表資料です。ニュースの略称だけでなく、正式な資料名を確認してください。
BLSの2026年の発表カレンダーは、掲載時刻がEastern Time、米東部時間であることを明記しています。別の経済カレンダーでは日本時間へ変換されている場合があるので、その画面に表示された時間帯を先に確認します。
同じ8時30分でも、日本では1時間違う
NISTの時刻FAQでは、米東部標準時ESTはUTC−5、米東部夏時間EDTはUTC−4と示されています。NICTの日本標準時の説明と合わせると、日本標準時JSTはUTC+9です。
米東部の午前8時30分を日本時間へ換算すると、次のようになります。
表が画面に収まらない場合は左右にスクロールできます。キーボードでは表を選んで左右キーで移動できます。
| 発表元に書かれた時刻 | 米東部の時間帯 | 日本との時差 | 日本時間への換算 |
|---|---|---|---|
| 午前8時30分 | 夏時間EDT(UTC−4) | 日本が13時間先 | 同日21時30分 |
| 午前8時30分 | 標準時間EST(UTC−5) | 日本が14時間先 | 同日22時30分 |
現地時刻が異なれば、日本では翌日になることもあります。時刻だけでなく日付も変換してください。カレンダーですでにJST表示になっている場合は、さらに13時間や14時間を足しません。
NISTの2026年の説明では、米国の夏時間の期間は現地時刻3月8日午前2時から11月1日午前2時までです。「先月と同じ日本時間」と決めず、対象日の時間帯を確かめます。
日程をメモするときは、出典と確認日も残す
メモ欄は、資料名/対象月/公式発表日/公式時刻と時間帯/日本の日付と時刻/確認日時/公式URL、の順にすると照合しやすくなります。
公式カレンダーも変更される可能性があります。スクリーンショットや以前のメモだけを頼りにせず、確認時点の公式ページと照合します。通知アプリの時刻表示が違う場合は、時間帯の設定と更新時点を確認してください。
今後の発表予定は上記の公式カレンダーで確認してください。発表後の記事を読むときは、本文がどの対象月と公表時点を扱っているかも確認します。
時計を確認したら、注文一覧も確認する
「今はポジションがない」ことと、「これから成立する可能性のある注文がない」ことは別です。以下は、発表前に自分の状況を書き出すための確認表です。
表が画面に収まらない場合は左右にスクロールできます。キーボードでは表を選んで左右キーで移動できます。
| 見る場所 | 書き出すこと | 曖昧なら確認すること |
|---|---|---|
| 保有ポジション | 通貨ペア、売買方向、数量 | 複数の保有がないか |
| 注文一覧 | 新規注文と決済注文、価格、数量、有効期限 | 古い注文が残っていないか |
| 複合注文 | 親子関係、片方成立時の扱い | 取消・変更が他の注文にも影響するか |
| 取引ルール | 利用中の業者の注文・約定条件 | 指定価格と約定価格の扱い |
| 確認後の画面 | 受付中・取消済み・約定済み等の状態 | 操作を送っただけで完了と思い込んでいないか |
必要な操作をする場合も、送信した後の結果を確認します。操作中に約定する可能性や、注文の組み合わせによる扱いは、利用中のサービスの説明で確認してください。
確認項目を先に書き出し、判断できない点を残さないようにするのが、このメモの目的です。
注文を確認した後は、口座の数字も別に見る
指標前の確認で「逆指値は受付済み」と分かっても、口座全体の確認は別に残ります。逆指値とロスカットの違い、注文照会・口座照会の確認表では、どの画面の何を照合するかを架空例と記入ひな形で整理しています。発表時刻をこのページで確認し、注文と口座の未確認事項をそちらのメモに残せます。
金利のニュースと為替の関係を整理したい方は、日銀の利上げ・住宅ローン・ドル円を分けて読む記事もご覧ください。発表時刻を把握することと、その後の値動きを当てることは別に考えます。
出典確認:2026年10月3日。発表日程と利用サービスの取引条件は、その都度確認してください。
EAの検証では「時刻」と「時間の長さ」を分ける
発表時刻を確認したあと、EAの検証でも「1時間後」がどのデータの何本先を指すか確かめたい方へ。同じ運営者のnoteに、日足1本を「1時間後」と取り違えたコードの具体例を無料で掲載しています。時差の換算とは別の問題として、時間足と比較区間を確認する手順を紹介します。


コメント